「和・輪・環」繋がる日本の伝統。
高品質なシルクで、輝きあふれる毎日に—。1873年に創業し、日本のシルク産業を牽引してきたパイオニアとして、片倉工業はより多くの人たちがシルクを知り、身近に感じていただけるよう、その魅力を伝え続けていきます。
クレオパトラや卑弥呼など古今東西の人々を魅了し、愛用されてきたシルク。その理由のひとつが、まるで真珠のような気品に満ちた輝きがあることです。シルクの繊維断面は化学繊維のように均一ではなく、大小さまざまな三角形をしています。この形がプリズムのように光を反射、拡散することによって優美な光沢を放つのです。
シルクは、お肌の成分に近い約18種類のアミノ酸が結合した、蚕の繭からつくられるタンパク質繊維です。近年の科学技術の進歩により、絹タンパク質の機能の解明が進み、美容や健康にもよいことが明らかになってきました。
UVカット効果
繭の中の蚕が紫外線を浴びないように守る機能があるので、紫外線を吸収してくれます。
吸放湿性
綿の約1.3倍の吸湿性と約1.5倍の放湿性で、夏も冬も快適な湿度にコントロールしてくれます。
保温性
繊維と繊維の間に細かな空気の層があるので、自然な暖かさを保ってくれます。
保湿性
人の肌に近いアミノ酸で構成されているため、お肌のうるおいを保持する効果が期待されています。
UVカット効果
繭の中の蚕が紫外線を浴びないように守る機能があるので、紫外線を吸収してくれます。
吸放湿性
綿の約1.3倍の吸湿性と約1.5倍の放湿性で、夏も冬も快適な湿度にコントロールしてくれます。
保温性
繊維と繊維の間に細かな空気の層があるので、自然な暖かさを保ってくれます。
保湿性
人の肌に近いアミノ酸で構成されているため、お肌のうるおいを保持する効果が期待されています。
国の官営工場として操業を開始し、日本の製糸業を牽引してきた世界遺産・富岡製糸場。その歴史には片倉工業が深く関わっています。1939年から2005年までの間、民間最後のオーナーを務めるとともに、蚕種改良や世界初の全自動繰糸機開発などの技術革新により、シルク産業における世界の架け橋となりました。富岡製糸場の操業が停止し、富岡市に寄贈後の今も、守ってきた伝統や信頼、確かな技術力は受け継がれ、高品質で着心地に優れたシルク商品の企画・開発・販売を行っています。
シルクの成分は人のお肌と同じタンパク質。それだけにデリケートでお手入れも難しい素材ですが、なかには家庭で洗濯ができ、お手入れしやすい製品もあります。大切なシルクを長持ちさせるためのお手入れのポイントをご紹介します。
洗濯絵表示を確認
「手洗いOK」「洗濯機OK」のマークがあればご家庭で洗えます。
中性洗剤
アルカリ性洗剤はシルクのタンパク質を溶かし、ごわつきや傷みの原因になります。必ずおしゃれ着用洗剤などの中性洗剤を使用してください。また、酵素入り洗剤・漂白剤のご使用はお避けください。
優しく手洗い
30℃位迄のぬるま湯に中性洗剤をよく溶かし、優しく押し洗いしてください。すすぎも押し洗いで行い、すすぎ湯は2〜3回替えてください。
洗濯機(弱水流)
洗濯機の場合は水または、30℃位迄のぬるま湯に中性洗剤をよく溶かし、洗濯ネットを使用して弱水流で洗ってください。
脱水
手で押さえて軽く水を絞り、その後乾いたタオルの間に挟むと早く脱水できます。タオルにはさみ水気をとるのがおすすめ。
陰干し
洗いジワを伸ばし形を整えたあと、退色や変色の原因となる直射日光を避けて陰干しをしてください。
アイロン
アイロンをかける場合は、あて布をして120℃〜130℃程度の中温で軽くかけてください。スチームアイロン、乾燥機の使用はお避けください。